お塚古墳 (小鹿野町)

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お塚古墳
所在地 埼玉県秩父郡小鹿野町大字般若927
形状 上円下方墳の可能性あり
規模 下方部一辺13m・高さ1m、上円部径7m・高さ1.5m
築造時期 7世紀後半
史跡 小鹿野町指定史跡
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お塚古墳(おつかこふん)は、埼玉県小鹿野町にある古墳である。

県道27号線の西側、長留川左岸の段丘上に所在する。伝説では、「羊太夫の墓」といわれており、墳頂に「お塚権現」と称する小祠が祀られている。1992年(平成4年)に墳丘の測量調査が行われたが、その結果から上円下方墳である可能性が指摘されている。上円下方墳とした場合、墳丘の大きさは下方部一辺13メートル・高さ1メートル、上円部径7メートル・高さ1.5メートルである。

埴輪は確認されておらず、また上円下方墳という形態からも7世紀後半の築造と推定されている。

1959年(昭和34年)8月24日付けで町指定史跡に指定された。

参考文献[編集]

  • 塩野博 『埼玉の古墳 比企・秩父』pp533-534、さきたま出版会、2004年

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